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複数のIF関数をネストしていて、( )の組み合わせが解りにくくなったり、見づらくなっていませんか?IFS関数を使えば、より見やすくスマートな記述が可能です。
シンプルで便利な関数ですが、意外と使用されていない方多いのではないでしょうか?
Contents
基本構文
=IFS(条件1, 値1, 条件2, 値2, ...)
- 条件が真の場合、その値を返す
- 最初に真になった条件の値が表示される
IFS使用によりIFでは複雑になる数式をシンプルにする実例
実例1:IFSでランクが入力されたら意味を表示
B2の値毎の意味取得を判りやすくする数式
=IFS(B2="A","優秀",B2= "B","良好",B2= "C","普通", TRUE,"その他")

実例2:IFSでAND条件を使用した数式
- 数値の判定を範囲のANDで行っているのは、不正な点数(以下の例では4行目の”A”)が入力された際の誤判断を防ぐため。
- 最後の「TRUE」は、どの条件も満たされなかった時の扱い。
=IFS(AND(B2<=100,B2>=80),"優秀",AND(B2<80,B2>=60),"合格",AND(B2>=0,B2<60),"再試",TRUE,"入力不備")

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メリットと注意点
- ネストのIFより読みやすい
- TRUEが1つも返らないと #N/A エラーになる(最終条件をTRUEにすることで対応)
まとめ
- IFS関数はIFのネストを置き換える強力な関数
- 条件が多い時は特に有用。可読性・メンテナンス性が向上
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