「うちの犬、全然言うことを聞いてくれない…」 そんなお悩みを抱えていませんか? 実は、犬が指示に従わない理由の多くは、飼い主をリーダーとして認めていないことにあります。
では、犬はどのようにして「誰がリーダーなのか」を判断しているのでしょうか? そして、飼い主がリーダーとして認められるためにはどうすればよいのでしょうか?
今回は、その理由と改善のポイントについて、我が家の愛犬のことも踏まえて詳しく解説します!

こんな方読んで下さいね。
・ぼくが言うことを聞かない理由を知りたい
・ぼくがリーダーとして認めるのはどういう人か知りたい
・今後どうして欲しいか知りたい
Contents
犬がリーダーを判断する基準
犬は本能的に群れ(パック)での序列を意識して生きています。 その中でリーダーに選ばれるのは、単に「力が強い」存在ではなく、冷静で統率力のある存在です。
🐶 犬がリーダーと認めるポイント
✅ 冷静で落ち着いているか?
→ 怒ったり焦ったりする人は、犬にとって信頼できるリーダーではありません。
✅ 行動の主導権を持っているか?
→ 散歩のペースや行動のタイミングを犬が決めているなら、主導権は犬のものになっています。
✅ 一貫したルールを持っているか?
→ ルールが日によって変わると、犬は混乱し、指示を聞かなくなります。
これらを意識せずに接していると、犬は「この人はリーダーではない」と判断し、指示を無視するようになります。


飼い主がリーダーとして認められるための5つのポイント
① 指示を明確にし、一貫性を持たせる
「おすわり」や「まて」などの指示は、毎回同じ言葉で伝えましょう。 また、指示に従ったら必ず褒めることで、犬は「この人の言うことを聞くと良いことがある!」と学びます。
② 興奮している犬にはすぐに構わない
犬が興奮して飛びついたり吠えたりしているときにすぐ反応すると、「興奮したら構ってもらえる」と学習してしまいます。 落ち着いた状態で接することで、「冷静にしているほうが良いことがある」と犬に理解させましょう。
③ 散歩の主導権を握る
犬がぐいぐいリードを引っ張る散歩ではなく、飼い主がペースを決めることが大切です。
- 立ち止まるタイミングは飼い主が決める
- 歩き始めるのも飼い主の指示で行う
- リードは短めに持ち、犬が勝手に進まないようにする
また、犬が勝手に他の犬や人に向かおうとしたら、一度立ち止まり、「待て」の指示を出しましょう。 これを習慣にすることで、犬は「散歩の主導権は飼い主にある」と学びます。
④ ごはんをあげるタイミングをコントロールする
リーダーは、群れの食事を管理する存在です。食事のルールをしっかりと決めることで、犬は飼い主をリーダーとして認識しやすくなります。
- 犬が要求吠えをしても、すぐにごはんをあげない
- 飼い主が落ち着いて準備し、「よし」と指示を出すまで待たせる
- 飼い主が先に食べるふりをする(リーダーが先に食べることで、犬は本能的に序列を意識します)
この習慣を続けることで、「食事のタイミングは飼い主が決めるもの」と犬が理解し、無駄吠えや飛びつきを減らせます。
⑤ 落ち着いた態度で接する

リーダーはどっしりと構えている存在です。感情的に怒鳴ったり、不安な態度を見せたりすると、犬は飼い主を信頼しにくくなります。
- 大きな声で怒らない
- イライラせず、冷静に対応する
- 低く落ち着いた声で毅然とした態度を保つ
例えば、犬が吠え続けているときに「ダメ!」と何度も繰り返し言うのではなく、無視をして落ち着くまで待ち、静かになった瞬間に褒めることが大切です。 また、指示を無視されたときも、焦らずしっかりと指示を出し、犬が従うまで待つことで、「飼い主の言葉には従わなければならない」と学習します。
まとめ:リーダーシップを持てば、犬は自然と従う!
犬は本能的に「ついていくべきリーダー」を見極めています。 力で抑えつけるのではなく、落ち着き・統率力・一貫性を持つことで、犬は自然と飼い主の指示を聞くようになります。
「うちの犬が言うことを聞かない…」と思ったら、ぜひ今日からリーダーとしての接し方を意識してみてくださいね! 🐶✨



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