本記事では、筆者自身の体験を元に「犬が吠えるのを防ぐしつけ方法」について、成功例(第一世代:ミニチュアダックス)と失敗例(第二世代:パピヨン)を紹介しながら詳しく解説します。
人間の世界には「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、犬のしつけも、まさにこの考えが当てはまると実感しています。
生後数ヶ月の間にどれだけしっかりと向き合えるかが、将来の行動に大きく影響するのです。
以下のような方におすすめの記事です:
- 犬の吠えに悩んでいる飼い主さん
- これから犬を飼おうと検討している方
- しつけ方法を体験談から学びたい方
Contents
【成功談】第一世代のミニチュアダックスフンド|吠えのしつけがうまくいった理由
我が家の初代の愛犬は、ミニチュアダックスフンドの「トーマス」(オス)でした。
生後1ヶ月に満たないタイミングで家族に迎え入れました。

ミニチュアダックスの性質とは?
ミニチュアダックスフンドは元々狩猟犬として活躍していた歴史があり、物音や人に対する反応性が高く、警戒心から吠えやすい傾向があります。
吠えさせないために行ったしつけ方法
- インターホンが鳴ったら、別の部屋へ連れて行きドアを閉める
- 訪問者が帰ったら、部屋から出して「よくできたね!」と褒め、おやつを与える
この流れを繰り返すうちに、「インターホン=部屋に移動して静かにすると褒められる」と学び、室内で吠えなくなりました。
生後1ヶ月という早い段階からしつけに取り組めたことが、大きな成功の要因です。
完全に吠えさせないことは可能?
犬にとって吠えることは、本来のコミュニケーション手段のひとつです。
無駄吠えと見える行動も、犬にとっては何らかの意味があるもの。
実際、トーマスも散歩中など外では元気に吠えていました。
家の中と外で「吠える」「吠えない」の使い分けができたのは、環境に応じた行動学習の成果だと思います。
【失敗談】第二世代のパピヨン|しつけの遅れがもたらした影響
次に迎えたのは、パピヨンの「ルゥ」(オス)。生後6ヶ月のタイミングで家族に迎えました。
実はこの子、ペットショップで半年間過ごしていたため、社会化の時期を逃してしまっていました。

人間の子供を怖がる理由
ペットショップで多くの来店客と接する中で、特に子供から何か嫌な経験をしたのか、今でも子供に対して強い警戒心を見せます。
他の犬には友好的なので、特定の相手に対してトラウマがある可能性が高いです。
歯磨きを嫌がるようになった理由
口を開けられるのが大嫌いで、歯磨きができず、結果的に「歯石除去手術」で17本も抜歯することになりました。
歯磨きも、子犬の頃から慣らしておけば防げたと反省しています。
インターホン対策のしつけはどうだったか?
トーマスと同じ方法で「インターホン対策」を実施しましたが…結果は撃沈。
- 別室に移動させても吠え続ける
- ご褒美を与えられず、やる気もダウン
試した別の方法:嫌いな音を使ったしつけ
犬が嫌がる音を利用した「缶カンしつけ法」にもチャレンジしました。
- 空き缶に釘を入れて、吠えたタイミングで音を鳴らす
- 「吠えた=嫌な音がする」と学習させる
最初は効果があったものの、すぐに慣れてしまい無効化…。しつけのタイミングの重要さを痛感しました。
まとめ|犬の吠え対策には「しつけのタイミング」が最も重要
犬の吠えを防ぐためには、生後1〜3ヶ月の社会化期にしつけを始めることが最も重要です。
適切な方法と、飼い主の根気強い対応が求められます。
「どうしつければ良いのか分からない…」という方は、プロのドッグトレーナーに相談するのも選択肢のひとつ。
ただし、まずは飼い主自身が本やネットで情報を集め、自分で向き合うことが大切です。
犬の気持ちに寄り添い、「褒めて伸ばす」アプローチを意識すれば、きっと信頼関係は築けます。
愛犬との暮らしをより快適にするためにも、早めのしつけを心がけていきましょう!





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