人間の世界では、「三つ子の魂百まで」ということわざが有ります。
「3歳の子供の性質は、100歳になっても変わらないということで、持って生まれた性格は、生涯変わらないことにたとえる」という意味ですね。
犬の世界でも、同じではないでしょうか?。
しかし、「どの様にしつけをすれば良いのかわからない」と悩んでいる方多いと思います。
本記事では、犬の吠えのしつけについて、我が家の成功事例(以前の愛犬)と、失敗事例(現役の愛犬)についてご紹介し、解説します

こんな方読んで下さいね!。
★犬を飼われている方で、吠えに悩まされている方
★これから飼おうと検討中だけど、無駄吠えられたら困るな~と想っている方
Contents
【成功談】我が家第一世代愛犬(ミニチュアダックスフンド)吠え方しつけ
我が家の第一世代の愛犬は、ミニチュアダックスフンド(オス、名前:トーマス)でした。
我が家の一員になったのは、生後一か月立たない時期でした。
この子です。我が家に来てまもない頃です。

ミニチュアダックスフンドの性質共有
ミニチュアダックスフンドの犬種は、狩猟犬として活躍していた犬種なので反応性が高く、初めて会う相手やドアホンなどの物音に興奮して吠えやすい性質をもっているんです。
吠えさせないしつけをどうやったか?
吠えさせないようにすることは、犬種の性質を考えると難しいかと思ったのですが、我が家の場合は、マンションの事情もあり、「マンション内では吠えない」ようにするという目標で、しつけにチャレンジしました。
では、どのようにしつけたか? ですが、居たってシンプルです。
・インターフォンが鳴ったら、何時も過ごしているリビングから、別な部屋に連れて行って閉じ込めたんです。
・そして訪問者が帰るまでそのままに。
・訪問者が帰ったら、リビングに戻して、頭をなでなでして「いい子だったね~!」と大褒め。そしてご褒美のお菓子を上げる。
・これで大喜び!、本犬の成功体験となり、「インターフォンが鳴ったら部屋に入って静かにしている」と褒められて良いことがある」と学んだのです。
その後は、部屋の中では一切吠えなくなりました。
でもこれは、本犬の資質と性格も関係していたと思いますし、ポイントは、生後1ヵ月までの間にしつけ出来た事が成功要因だと思います。
全く吠えさせないようにしつけたのか?
まず、吠えるという行動についてですが、祖先である狼や野生の犬は吠えません。(遠吠えだけ)
何故かというと、人間がおしゃべりをしてコミュニケーションを取っていることを見て、学び、吠えればコミュニケーションが取れると学習し、進化した行動だからです。
従って、吠えるという行動は人間と暮らすようになった家庭犬の特徴です。
そして、犬の吠えは、主に下記の5つのパターンに分けられます。
1.要求吠え
ほとんどは「食べたい」「遊びたい」「さびしい」「苦痛を取り除きたい」
2.警戒吠え
人間に警戒を伝える。(インターフォンや人が近づく気配に反応)
3.興奮吠え
遊びの最中。楽しすぎて興奮が抑えられない時。
4.コミュニケーション吠え
人が会話をしている時に吠えて仲間に入ろうとしたり、退屈で飼い主の注目を取りたい時。
5.遠吠え
祖先の狼の名残と言われています。仲間同士が連絡を取り合う手段として使う。
サイレンの音の周波数が近い事から、サイレン音に反応する事が有る。
上記の通りで、全く吠えないようにする事は、非現実的と思います。
犬に、「犬をやめろと」言っているに等しいですね…。

よく「無駄吠え」すると言われるけれど、
意味が有って吠えているんだ!
僕達にとっては無駄じゃないのさ‥。
従って、吠えないようにしたのは、家の中だけです。
外に散歩に出掛けた時は、目いっぱい「ワン!ワン!」と吠えるようになりました、これは改めてしつけた訳ではないのですが、本犬が状況を学習したんだと思います。
【失敗談】我が家の第二世代愛犬(パピヨン)吠え方しつけ
我が家の第二世代現役の愛犬は、パピヨン(オス、名前:ルウ)です。
我が家の一員になったのは、生後6ヵ月の時期でした。
この子です。我が家に来てまもない頃です。

ペットショップに居た期間が長かった影響
生まれてから我が家に来るまでは、ペットショップで飼われていたのですが、通常より買われるのが遅く、6ヵ月間という長い間ペットショップに居た事になります。
人間の子供を怖がる
どうもここで色々有った模様で、人間の子供を怖がるんです。
これは憶測ですが、ペットショップで沢山のお客さんに抱っこして貰ったと思いますが、その際子供に嫌な事をされたのではないか? と思っています、それがトラウマになった模様で、今でも、犬同士は問題ないのですが、人間の子供は好きではないです。
口を開けたがらない
口を開ける事を異常に嫌うんです。ですから、口を開けて歯ブラシをする事が出来ず、結果、他の記事にも書きましたが、「歯石除去治療」を受ける事になり、17本も抜歯する羽目になってしまいました。
生後間もない頃から歯磨きしていれば、こんな事にはならなかったはず‥。
もっと早くしつけが出来ていれば
「子犬の頃からちゃんとしつけをすれば、飼い主の想った行動をするようになる」という事は、過去の経験から実感しているのですが、本犬のようにしつけの大切な時期を逃してしまうと、それまで覚えた事を変える事は至難の業と感じました。
「犬の1歳=人間の15歳」ですので、本犬の場合人間の7.5歳位で我が家に来た訳です。
ペットショップで専門のドックトレーナーが居てしつけをしてれば別ですが、そうではないので、基本的なしつけをするには少し遅かったです。もっと早く会えていれば‥。
吠えさせないしつけのチャレンジ
我が家の第一世代の愛犬(ミニチュアダックスフンド)と同様に、家の中では吠えないように、しつけのチャレンジをしました。
・インターフォンが鳴ったら、何時も過ごしているリビングから、別な部屋に連れて行って閉じ込める。⇒「ワンワンワン!!」吠えまくり‥。
・そして訪問者が帰るまでそのまま吠えている。
・訪問者が帰ったら吠えが止む。
・言うことを聞かないので、ご褒美のお菓子は無し。
<別な方法をチャレンジ>
吠えるのを止めさせる別な方法として、「吠えたら、犬が嫌う音を鳴らす」それも、飼い主が出した音で有る事を気付かせないように‥。という方法が有りますので、これにチャレンジしました。
具体的には、
・空き缶に釘を入れ、犬が気が付かない所に置いて置く。
・インターフォン等がきっかけで吠え始めたら、気付かれないように缶を振る「カンカンカン!」。この音が犬は嫌いと言われています。そして「吠えたから、嫌な音がした」と学習させるというものです。
この結果ですが、最初のうちは効果が有り、吠えるのを止めたのですが、何回かやっている内に、慣れてきて平気になってしまいました。やはり遅すぎた失敗です!
という事で、本犬については、吠えを止めさせる事は断念し、現在に至っています。
やはり、生後3か月位いまでに、飼い主がちゃんとしつける事が重要と思います。
まとめ
犬は、生後1~3か月の頃に、飼い主がちゃんとしつける事が、愛犬と飼い主との信頼関係を早く気築く為にも必要と思います。
「どうしつけたら良いかよく分からない」という方や、問題行動が治らないという場合は、ドックトレーナーの力を借りるという方法もあるかと思いますが、やはり犬と飼い主の信頼関係を考えると、本とかネットの情報も勉強して、ご自身でしつけられることがベストではないでしょうか。
基本は、人間と同じだと思います。「アメとムチ」上手く使い分けて行きましょう!



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