Excel SUMIF関数の使い方|条件付き合計を簡単に実現

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SUMIF関数 Excel活用術
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複数の条件を満たすデータだけを合計したいこと、ありませんか?例えば、「商品Aの売上だけ合計したい」「営業1課の売上を合計したい」などです。そんな時に便利なのがSUMIF関数です。


基本構文

=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)
  • 範囲:判定対象となるセル範囲
  • 条件:合計対象となる条件(例:「A」「>=10000」など)
  • 合計範囲:条件を満たす時に合計する数値の範囲

基本例

例1:「品目」が食費の売上合計

A3に入力された「品目」と一致する行をE列から検索し、その行のF列(金額)を合計します。

=SUMIF($E3:$E7,$A$3,$F3:$F7)

例2:××円以上の売上合計

A3に入力された金額以上の売上をF列(売上)から探し合計

=SUMIF($F3:$F8, ">="&$A$3)

・3番目の引数(合計範囲)を省略した場合、条件範囲(F列)自体が合計範囲になります。
・2番目の引数では、比較演算子(“>=”)を固定で指定しA3の下限値と”&”で結合
 (結果、例では、”>=60000″ となる)

例3:「店舗コード」の先頭が一致する売上合計

A3の「店舗コード」でD列をあいまい検索しE列(売上額)を合計

=SUMIF($D3:$D8, $A$3&"*",$E3:$E8)

・2番目の引数で、店舗コードと”*”(ワイルドカード)を”&”で結合
 (例では、”B*”となり、先頭がBで始まる行が対象になる)
・<補足>
 *は0文字以上の任意の文字を意味するワイルドカード。
例では、「B*」→「B001」「B002」が一致


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応用例

空白セル以外を合計

D列(店舗コード)が空白行以外のE列(売上金額)を合計

=SUMIF($D3:$D8, "<>",$E3:$E8)

・以下の例で、D5は空白なので、E5は加算されない。


よくあるミス

  • 条件に “” を忘れる
  • 範囲と合計範囲の行数が一致していない

まとめ

  • SUMIFは条件付きで合計できる便利な関数
  • ワイルドカードや比較演算子と組み合わせれば柔軟に活用可能
  • 複数の条件を扱いたい場合は、SUMIFS関数を使えばさらに柔軟に対応できます。
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